導入事例

教育関係者様向け

ENAGEED VOICE 03_栄東中学校・高等学校

2019.08.20

 

 

 総敷地面積3万7千平方メートル。広大な敷地、部活と勉強が両立できる恵まれた環境の中、栄東高等学校では男女合わせて生徒1,407名が学んでいます。今回はエナジードについて教頭の奥田克己先生、数学科の吉岡誠先生にお話を伺いました。

 

『エナジードは最初にして最大の人生の教科書』

——本日は素晴らしい記録動画を見せていただいてありがとうございます。イラスト動画という最新の表現手段を駆使した大人以上のレベルのプレゼンテーションですね。内容も生徒さんの発表態度も溌剌としていて素敵です。この発表に至った経緯を教えてください。

「栄東高等学校には1・2年生に選択授業『アクティブ・ラーニング土曜講座』があります。エナジードは『将来の自分を考えよう』という趣旨の募集講座のひとつで、Vol.7までを20コマ、1年間かけて学びます。このプレゼンテーションは1年間履修した生徒たちがその成果を発表したものです。全講座より16グループがエントリーし、エナジード講座が生徒からの投票で見事1位を獲得しました」

 

——このクオリティ、優勝も納得です。プレゼン中『エナジードは最初にして最大の人生の教科書』とまで言っていただきありがとうございます。この生徒さんたちは何年生ですか?

「4人とも2年生です。昨年はエナジード講座への応募が多く、講座受講の最終学年である2年生以外は遠慮してもらいました」

——エナジードご導入の動機を教えてください。

「ハーバードはエナジードのテーマにあるようなことを考えさせることが多いのです。本校は論文によって参加資格を得る合宿など、校外での活動でこういった体験している生徒も多くいます。エナジードは紹介で知りました。以前より外部の社会人の招聘講演を行うなどしていますが、校内でも生徒が将来を考える多彩なプログラムの展開を考え、実施しました。今だけでなく大学の先もどうすればいいか考えられるようになることを重要視しています」

 

抽象的なテーマには『徹底的な例示』

——年間20コマでVol.1〜7まで、どういった形で講座を進めていらっしゃいますか?

「授業は『自分が身につけたい力について』『ゴールを見据えていま自分にできることを考える』などのテーマについて教員が最初の10〜15分くらい話し、読むような作業は生徒たちに任せ、テーマに沿ってグループワークをします。最後に言っただけにならないように教員が総括します。エナジードの非常にいいところは例がたくさん出ているところ。生徒たちは例を見ながら書いてみたり、戸惑いながら私に聞いてきたり。イメージが湧きにくい生徒もいるのですが、周りと話すことでアイディアが出せるようになるという学びになっていると思います。講座のゴールを決めるのも生徒たち自身です」

——徹底して生徒さん主体で行っているのですね。先生が授業で気をつけていらっしゃることはなんでしょうか?

「生徒も『ゴールを見据えて』など、未来をなかなかイメージできないテーマもあります。またアイディアを出すことは重要ですが、思いつきでは実際にはうまくいきません。テーマごとの具体例を教員が出すことを大切にしています。抽象的なテーマは生徒の身近にあるようなことに置き換えた例を出します。イメージすることが難しい題材も、わかるような例を出せば食らいついてきてくれる。授業の準備はまずレッスン内容を本校の生徒が言うだけ・読むだけで理解できるものと、指示と具体事例を出さなければいけないものに分けるところから始めます。そしてタイムマネジメントを考えますが、実際の授業では思ったようにいかないことも多いです。テーマが多い時だと3時間くらい悩むこともありました。準備時間の多くは生徒が理解しやすいように出す具体例の考案と情報収集に費やします」

 

アメリカ修学旅行・現地校での体験授業を経て、エナジードの必要性を実感

——盛り上がったLessonはどれでしょうか?

「Vol.2『作った仕事の名前』ある女子生徒たちは「食べ物の写真を撮るだけで全成分がわかるアプリ」を開発できたら、そのデータを収集して不足している栄養分のサプリメントを個別に提案できるよね、などと盛り上がっていました。またそれだけではなく、そのアプリは便利だけれど、それに頼っていては自分の知識が不足してしまう、その対策も必要だよねとも話していました。Vol.5『他者の視点から+αを生む』もよかったです。本校は高2生がアメリカ修学旅行でアクティブ・ラーニングを行います。現地にあるミルトンハイスクールでの体験授業を経て、価値観の違いを肌で実感した生徒たちに『他者の視界を手に入れて新しい価値を生み出そう。』という言葉が響いたようです」

 

かっこいい大人は『自分の花を持っている人』

——エナジードを1年実施していかがでしょうか?

「私自身がもう少しエナジードを勉強したいと思っています。生徒が求めるサポートをもっとしっかりしたい。そして生徒全員の希望が叶えられるようにしたいです。昨年の今ごろの初回の授業、Vol.1の冒頭『かっこいい大人ってどんな大人?』という問いに生徒たちが戸惑っていたんですよ。話合いを聞いていたら自分の両親の紹介しあいっこになったりしていて。ところが3月の最後、冒頭に紹介した発表会の予選で、かっこいい大人は世界にひとつだけの『自分の花を持っている人』と結論づけていた。このプレゼンテーションが他の生徒の共感を生み予選を突破、さらに優勝もしました。自分の将来性をどうして生み出さなければいけないのか、どうやって生み出していくのか、学んだ生徒たちは考えられたと思います。これから生徒たちは大学受験へ挑んでいくのですが、受験の方法論だけでなく、その先どうやってかっこいい大人になるのかを掴むことができた。本校だけでなく世の中全体のために、この教材が普及して欲しいですね」

 

 

 

 

栄東中学校・高等学校

設立   1978(昭和53)年

所在地   埼玉県さいたま市見沼区砂町2−77

生徒数   1,407名(中学・高校・男女)

URL    http://www.sakaehigashi.ed.jp

※データは2019年4月のものです

 

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