導入事例

教育関係者様向け 事例

ENAGEED VOICE 05_文星芸術大学附属高等学校

2019.08.20

校名ロゴ2

 

校庭

 

 JR宇都宮駅からバスで15分、住宅街の中に文星芸術大学附属高等学校はあります。校門を入り広い校庭の脇を歩いて校舎に向かうと、守衛さんから、部活動の生徒さんから、先生方から、挨拶だけでなく訪問者を気遣う声がかかります。今回は教務部長の舘野弘行先生と入試対策部長の白石一徳先生にエナジードの導入と目指していく成果についてのお話を伺いました。

 

若手の教員が『やれます、面白いです、やりましょう』と

 

舘野先生

——御校が栃木県で初の実施校なのですが、エナジード導入のきっかけを教えてください。

「以前から講習会イベントなどでエナジードのことは知っていました。新しいことにはそれなりに抵抗もありましたが、今回導入したのはキャリア教育を変えたいという教員の想いがあったからです。それまで記入式の教材を使用していたのですが、担任も生徒もゴールが見えて来ず、教材をこなすだけの授業になっていました。しかしせっかく時間を使ってやるのだから、生徒たちが楽しく過ごせて身につくような教材はないものかと探しまして、昨年の12月ごろですね、エナジードを検討しようということになりました。また2019年4月の総合的な探究の時間のスタートを控え、新学習指導要領にある『主体的・対話的で深い学び』を実践するという課題もありました。導入にあたっては3名の教員と相談しました。私は正直エナジードはハードルが高いと思ったのですが、若手の教員が『やれます、面白いです、やりましょう』と。

——どのあたりをハードルが高いとお感じになったのでしょうか。

「指導する教員のスキルが揃わないと実施できないと思ったのです。導入を決定する私が理解していても、担当する教員が積極性や自発性を養い、自分の将来を見定めるというコンセプトをきちんと理解できていないまま授業を行ってしまうと、せっかくの時間が無駄になってしまいます」

——そうお感じになりつつもご導入いただいた決め手はなんでしょうか。

「エナジードは授業の支援をしっかりしていただけると感じたのです。エナジードの担当さんにいつでも相談してください、先生方をサポートさせていただきますと言ってもらいました。授業開始前の研修もよかったですね。あれで心配が払拭されました。来月は授業見学のあとフィードバックをしていただく予定です。そして指導書がとても丁寧に作ってありました。他社のものより具体的に授業の運び方が記載されていて、読んでいてイメージが湧き、これならやれると思いました。また授業がはじまり、改めてムービーがいいと感じています。高校生の心にしっかり響くクオリティですね」

 

40年以上の社会人生活に向けて、多くの選択肢を

——この先エナジードに期待することはなんでしょうか。

「現在普通科総合コース1年生135名がエナジードで学んでいます。このコースには進学を考える生徒も就職のために資格の取得に取り組む生徒もいます。エナジードを通じひとつのことを掘り下げて考える作業を集団で行い、いろいろな意見に触れて自分が好きなこと、得意なこと、目指したいものを見定めて欲しいのです。大学合格や就職が最終的な目的ではありません。どう生きていくか、なぜそこに行きたいのかを明確にし言語化することが大切だと思います。社会人生活は40年以上もあります。早いうちから自分のキャリアを考え、いろいろな選択肢があることを知ってほしいとも思っています。本校には熱心な教員がたくさんいます。受験や簿記・ビジネス文書・電卓検定など資格取得、生徒たちの勉強に教員がとことん付き合う環境はすでにありますし、将来を考える生徒を学校は全面的にバックアップしています。ビジネス系の検定1級に合格することでモチベーションを高め、国公立大学に合格する生徒もいます」

 

「面倒見のよい学校とよく言われます。これが本校の伝統ですね」

 

像

——21時までの自習室開放や数々の盛んな部活動、御校は先生方がとても熱心な印象です。

「生徒との距離はとても近いです。職員室は常に生徒で溢れていますし、教員は廊下や校庭で頻繁に声をかけます。伝統的に運動部が盛んなこともあり、卒業生とのつながりも強いです。私は先日、40歳過ぎのOBたちの食事会に呼ばれ参加してきましたよ。またOBが本校の教員になるケースも少なくないです。みな熱心ですよ、自分たちもかつて高校生だった時分に教員にそうしてもらってきましたから」

——校門からこの校舎まで歩いてくる途中、何人もの方にお声がけいただき、みなさん親切で驚きました。部活中の生徒さんも、下校中の生徒さんも楽しそうです。

「面倒見のよい学校とよく言われます。これが本校の伝統ですね。エナジードを通じて個々の生徒へのフィードバックを継続的に行い、本校の強みと特徴である教員のコミュニケーションスキルとチームワークもさらに高めていきたいですね」

 

「生徒と一緒に考え、話を聞き、フィードバックを行うことで教員も一緒に成長していきたいです」

——エナジードで生徒さんへの支援や関わりがさらに増えますね。

「多感な時期ですし意見があっても間違えてしまったらと考え、その場で竦んでしまう生徒もいます。間違えてもいい、間違えることで気づきもある、意見をひとつひとつポジティブに拾っていくことで希望を口に出せ、選択肢が広がる、まずはエナジードの授業をそういった雰囲気をつくる時間にしたいです。指導する側はなぜその会社で、なぜその職業なのか、なぜその大学で、その学部なのか、生徒がきちんと考えるサポートをもっとしたいんです。どういう職業を選択するか、収入はどのくらい欲しいのか、好きなことはなにか、その分野で一番になりたいのか、独立したいのか、卒業して社会人になって40年続けられることはなにか。生徒と一緒に考え、話を聞き、フィードバックを行うことで教員も一緒に成長していきたいですね」

——エナジードで学んだ生徒さんたちがどういった進路を選ぶのか、いまから楽しみです。本日はありがとうございました。

 

 

 

文星芸術大学附属高等学校

設立   1911(明治44)年

 所在地   栃木県宇都宮市睦町1−4

生徒数   1162名(高校・男女)

URL    http://www.bunsei.ed.jp/

※データは2019年6月のものです 

 

< TOPへ戻る