導入事例

教育関係者様向け

ENAGEED VOICE 10_静岡サレジオ中学校・高等学校

2020.01.09

学校の様子②

 

静岡サレジオ中学校・高等学校は東海道本線草薙駅から徒歩3分、近くには大学、美術館もある恵まれた環境にあります。広い敷地に幼稚園・小学校から高等学校までを持つ小中高一貫校です。今回は9年生(中学3年生)の学年団の先生方にお話を伺いました。

 

15歳、今の自分を打ち破るような解決力・表現力を

——エナジード導入のきっかけはなんでしょうか。

「本校は小・中・高12年間の教育を発達段階に応じプライマリー・ミドル・カレッジと4−4−4制の3つのステージに分け行っています。グローバル化に対応できる人材を育成する国際バカロレア(IB)の認定候補校であり、5〜8年生(小学5〜中学2年生)に当たるミドルコースはMYP(Middle Years Programme)カリキュラムに沿ってIBの授業を行っています。それに続くカレッジコースの導入である9年生(中学3年生)が探究の時間に取り組むインパクトのある課題を探していたところ、エナジードを紹介されました。コンセプト、教材のクオリティに惹かれ、検討は主任も含めた学年団4人で行いました。課題が明確でシンプルなところもいい、さらに充実した指導書を見てイメージが湧き、『よしやろう』という話になりました」

 

——探究をどういった時間にしたいとお考えでしたか。

「暗記型ではなく、生徒たちの自発的な想像を具現化し、将来をポジティブに考えられる題材に取り組み、有意義なものにしたいと考えていました。本校はキリスト教系の学校であり、優しく和を乱さない生徒が多いのですが、かねてよりこの子たちにそれだけではなく、今の自分を打ち破るような表現力・課題解決力をつけたい、力強いアウトプットを出せるようになって欲しいとも思っていました」

 

——エナジードを導入するにあたって、生徒さんたちにどう伝えましたか。

「『AI・ロボットに負けない人間になるための授業をしよう』と伝えました。デジタルネイティブ世代である生徒たちは敏感ですね、映画のトレーラーのようなクオリティの動画、あれを観たら全員が必要性を理解していました。エナジードは生徒に必要なことの表現と伝え方がとてもいいです。『3つのルール』のポスター、活用していますがLesson1の『4つのモード』のポスターも欲しいです。授業をする中でたびたびここに立ち返るのですが、クラス運営のために普段から貼り出したいです。この2つの図は教員皆が漠然と思っていた、伝えたいことを可視化したものですね。目からウロコでした。特に若い教員には非常に勉強になると思います」

 

生徒たちが自主的に物事に取り組むように

静岡サレジオ中学校・高等学校の先生方

——エナジードを1年間実施して、生徒さんたちにどういった変化がありましたか。

「15歳、多感な時期です。自分の想いを発言したい、そうなるまでには乗り越えなくてはならないものがありました。エナジードには生徒同士が仲良くなる場と仕掛けが設定されていて、回を重ねる毎にコミュニケーション力が高まるものだと思います。毎回のLessonは学校生活そのものに影響し、生徒たちの行動や考えに確かな変化をもたらしました。笑われたっていい、新たな世界を作るのは人が奇異に感じるほど独創的な発想です。他者の発想・発言を肯定する、そのコンセンサスが形成されると生徒たちが自主的に物事に取り組むようになったのです。彼らは想いを表現するための言語と方法を獲得したのだと思います。他教科のグループワークにも積極的に参加し、授業でも進んで発言するようになりました。こうして話していると、人が変わったようにいきいきしはじめた生徒たちの顔が次々と浮かびます。2月の中旬、授業の締めくくりに発表会を行いました。各クラスの代表が自分たちが発案した世界の課題を解決するビジネススキームを発表したのですが、その成長ぶりを見て、胸にこみ上げるものがありました」

 

1年間で大きな成長——今年も継続するべきだと

——今年度からは9年生に加え、10年生(高校1年生)でもエナジードの授業が始まりますね。

「当初は9年生だけの予定だったのですが、昨年度vol.4まで学んだ生徒たちが遂げた大きな成長を目の当たりにして、やはり最後のvol.7まで継続するべきだと思い、2学期より10年生でも始めることにしました。エナジードはvol.1〜2が導入、vol.3〜4でポジティブなマインドと具体的な企画力を醸成し、vol.4以降でその企画を実現するために具体性・実現力を持たせていくものだと思います。10年生からエナジードを履修していない高校入学の生徒もクラスに加わったので、運用が難しい場面もあるかもしれません。しかしその子たちに対しても昨年履修した生徒たちが、エナジードで学んだように『それいいね』と声をかけたり、発言に対してリアクションしたりして、日頃からいい雰囲気を作ってくれています。大変でもやる価値があると思います。昨年と同様に、2月には発表会もやりたいですね。またエナジードを共通言語にして、自校だけでなく他校との交流や合同授業もできるのではとも思っています」

 

静岡サレジオ中学校・高等学校

設立  1918 (昭和23)年

所在地  〒424-8624静岡市清水区中之郷3−2−1

生徒数    587人

URL    https://www.ssalesio.ac.jp

※データは2019年10 月のものです 

 

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