実現の秘訣は「周りを巻き込んで実行する」ことです。
<周りを巻き込む>とは「誰か」という人物だけではありません。
「ヒト」「モノ・サービス」「情報」といった自分の身の回り全てです。
自分の周りを全て巻き込んで、どう実現するかを考えます。
ここで一つ、エピソードをご紹介します。
ご存知な方もいらっしゃると思いますが、オランダのNPO団体「The Ocean Cleanup」
のCEOであるBoyan Slat氏のお話です。
サマリーとしては下記3点となります。
・ダイビングが趣味の氏は、海に魚よりもゴミが多い事に気づく。
・海のゴミが全部なくなったらいいのにという理想状況をかかげ、アイディアをたくさん発案した。
・考えに賛同したボランティア100名と共に約2億円の資金調達に成功。
CEOのBoyan Slat氏はこのプロジェクトを立ち上げた時は18歳だったそうです。
「こうなったら良いのに」を人のせいや社会のせいにするのではなく、
こうしてみようかなと自ら取り組もうとする感覚。
彼は「こうしよう」と自ら動く事を決め、
ヒト、モノ・サービス、情報を巻き込んで自分のアイディアを実行することが
できたのです。
研修時に受講者様が実施いただく実際のワークでは、「具体的にどうすれば実現できるか」を個人やグループでアイディアを出し合い、巻き込めるヒト、モノ・サービス、情報を整理していきます。
そして、研修の最後の「ワークシート」には今までの
・気づく力
・発案する力
・実現する力
がまとめられるようになっており、実際の業務でご自身が実践する「課題」が
作成できる仕組みになっています。
ではこの「課題」を1回こなすだけで、受講者は変容することが
できるのでしょうか。
Scene4はいよいよ、変容の核心に迫ります。
受講者が研修の学びを実践し続けられる「再現性」。
受講者様の実際の声も交え、ENAGEEDの「再現性」に触れてみたいと
思います。
本日もお読みいただきありがとうございます。