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偏差値時代が終幕を迎える中、「探究」をどう進めていくか?


2022年8月15日の日本経済新聞朝刊1面に、「偏差値時代、終幕の足音」という記事がありました。
偏差値で大学が序列化される時代が終わり、AO・推薦の入学者が過半数を超えています。
そんな中、高等学校では2022年度より「総合的な探究の時間」が必修化され、非認知能力の育成やアクティブラーニングの重要性が声高に叫ばれていることは、皆様ご周知のことと存じます。

そういった環境に対応すべく、各校「探究コース」のように探究学習を推進するためのコースを新設したり、「探究委員会」のような校内で推進するための組織を立ち上げたりすることで、校内の教育の変革を図っているのではないでしょうか。

そんな中、多くの学校の先生方より、「情報発信や横のつながりが少なく、探究のノウハウをキャッチアップするのが大変」「23年度以降のカリキュラムを検討しているが、手探りの状態」といったようなお声を伺います。

そこで今回、探究学習に関して先進的な取り組みをされており、教育業界でも著名なお2人の先生にご登壇いただき、そもそも探究学習とは何のためにあるのか、理想的な探究学習を実現するための変革を推進していくには何が必要なのか、実際の取組みや体験をもとにお話しいただきます。

※本イベントは、全国の高等学校の、探究コース設置校の先生・探究学習(またはそれに該当する時間)をご担当の先生・管理職の先生がご参加いただけるイベントとなっております。該当される先生方はぜひご参加下さい。
また、校内に興味がありそうな先生がいらっしゃる場合は、本ページのURLとともにぜひご紹介くださいませ。

プログラム概要

<第一部>

◼タイトル
「探究学習を通して、進学校から教育先進校へ
 ー常翔学園の取り組みと今後の展望ー」

◼登壇者
田代 浩和 先生
常翔学園中学高等学校 校長

◼概要
常翔学園中学高等学校は、キャリア教育や探究学習を中心とした、先進的な教育で注目されています。田代先生は、進路指導部長時代にキャリアプログラム「JOSHOキャリアアップ・チャレンジ」を構築するなど、常翔学園の教育改革を推進してきた一人です。何を理想として改革を推進してきたのか、推進する中でどんな壁があり、どのようにそれを乗り越えたのかをお伝えいただきます。

 

<第二部>

◼タイトル
「これからの社会を創っていく“当事者”を育てる探究学習」

◼登壇者
山本 崇雄 先生
横浜創英中学・高等学校 校長補佐・新渡戸文化学園ラーニングディレクター他

◼概要
探究学習では、生徒は自ら課題を設定し、その解決の過程で周囲の人と協働しながら教科横断的に学習を進めていきます。探究を通して生徒は、「社会に価値を生み出す」ことを体感するでしょう。それはつまり、社会を創ることであり、それこそが探究学習の意義です。社会を創る当事者を育てるための探究とはどのようなものなのか、そのためには何が必要なのか。実践を通して見えた山本先生の見解をお伝えいただきます。

 

<第三部>

◼タイトル
パネルディスカッション「これからの探究を考える」

◼登壇者
山本 崇雄 先生、田代 浩和 先生、下永田 真人(弊社取締役COO)

◼概要
登壇いただいた山本先生、田代先生、弊社取締役COOの下永田の3人で、パネルディスカッションを行います。テーマは「これからの探究を考える」です。参加者の先生方にも、チャット機能を使用してディスカッションにご参加いただけます。

登壇者紹介

田代 浩和 先生
常翔学園中学高等学校丨校長
◼経歴
同志社大学英文学部を卒業後、大阪工業大学高等学校(のちの常翔学園中学校・高等学校)英語科教諭。 2000年からの進路指導部長時代に常翔学園高校のキャリアプログラム「JOSHOキャリアアップ・チャレンジ」を構築、キャリア教育を常翔学園の教育の中心に据えた。 その後も1人一台のiPadを利用したICT教育、科学探究授業ガリレオプラン、グローバル教育を推進。教頭を経て2022年4月から同校校長に就任。
山本 崇雄 先生
横浜創英中学高等学校・新渡戸文化学園丨校長補佐・ラーニングディレクター 他
◼経歴
横浜創英中高、新渡戸文化中高、浜松開誠館中高を始め、複数の学校、企業と雇用契約を結んでいる二刀流(複業)教師。 「教えない授業」と呼ばれる自律型学習者を育てる授業を実践。英語検定教科書『NEW CROWN ENGLISH SERIES』『My Way』(三省堂)編集委員、著書『「学びのミライ地図」の描き方』(学陽書房)『「教えない授業」の始め方』、『英語ドリルタテ×ヨコ』シリーズ(アルク)他多数。
下永田 真人
株式会社エナジード丨取締役COO
◼経歴
2006年株式会社リクルートに入社。 求人広告事業の事業企画、 プロダクトマネジャーとして成長戦略、サービス開発を実施。 2018年株式会社ミスミにてEC事業のDX推進をマーケティングから推進しエナジードに参画。 社長室として経営企画・全社マーケティングに携わり、2021年10月より取締役COOに従事。

イベント概要

■タイトル

総合探究ご担当の先生・管理職の先生限定オンラインサミット
偏差値教育から多様な教育へ、探究学習の「これから」を語る

※ "偏差値時代の終幕 探求学習の「これから」を語る"は、イベントの趣旨をより明確にお伝えするため、名称を変更いたしました。同イベントに既にお申し込み頂いている方の再申込みはご不要でございます。

 

■プログラム

・開催日程 :12月13日(火)16:30-18:00
 ※アーカイブ配信あり(フォームより選択可能)
・定員   :300名
・費用   :無料
・参加形式 :zoom
・参加方法 :フォームからお申し込み下さい。
・対象   :総合探究ご担当の先生
        管理職の先生
※受講確定後、
「受講用URL」等の詳細をお知らせ致します。

 

■注意事項

・同業他社様からのお申込みはお断りさせて頂く場合がございますので、予めご了承下さい。
・総合探究ご担当の先生・管理職の先生以外の方は、お断りさせて頂く場合がございますので、予めご了承下さい。

 

お申し込み

お知らせ

「探究」を「ソーシャルインパクト」へ。全国の中高生9,333名が挑むプレゼン大会「ENAGEED SUMMIT」決勝開催

株式会社エナジード(本社:東京都新宿区、代表取締役:氏家光謙)は、住友生命保険相互会社と共催で、中高生の社会実装型プレゼン大会「ENAGEED SUMMIT」の決勝大会を12月13日(土)に開催します(会場:東京ミッドタウン八重洲)。本大会は、生徒の自己効力感の低下や教員の多忙化・離職増といった社会課題に対し、学校・企業・地域が交わる学びの場として、生徒の自己効力感を高め、先生の手応え(やりがい)向上を後押しする取り組みです。全国9,33発表。生徒の「社会を変える自信」と、先生の「指導の手応え(やりがい)」を同時に高め、学びを社会との対話へつなげます。大会特設サイト:...

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【導入事例公開】スター精密株式会社様の次世代リーダー育成に関するインタビューを掲載しました

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自己効力感が及ぼす学力への影響を調査 ー エナジード、学力を向上させる背景にある人的能力の土台を検証

株式会社エナジード(本社:東京都新宿区、代表取締役:氏家光謙)は、株式会社学研ホールディングスとの資本業務提携の取り組みの一環として、学研グループ各社との連携に基づく1年間の追跡分析(対象:中高生3,249名)を実施しました。その結果、「自己効力感の向上」「学力向上への意欲」「具体的な学習行動」の三指標がいずれも向上した生徒は、偏差値が平均5.5ポイント上昇していることが確認されました。(※1)

本結果は、文部科学省が学力の三要素に位置づける『学びに向かう力』の重要性とも整合する知見です。

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