緊急事態宣言発令が表明され、1月8日(金)午前0時より宣言が発行される見込みです。
新型コロナウィルス感染拡大、収束の目処が立たない中、
リアルで実施できない研修を検討保留にするのか、
好機と捉え、これからの時代に合った方法で変化に対応するのか、
まさにこれからを左右する分岐点と言えるのではないでしょうか。
2020年は、「新型コロナウィルス」によって、働き方に大きな変化 が生まれた年となりました。
適応職種によって、在宅ワークが当たり前になり、人材育成においては、予定していた研修もオンラインへシフトが進みました。
■”オンライン研修は効果が薄れる" は本当?
不安を感じながらも、研修のオンラインシフトへ踏み切られた企業様の中からは、
実際にこんな声も聞こえてきます。
一方で、
“オンラインだと効果が薄れるんじゃないか...”
“オンラインの効果的な活用法は模索中...”
“せっかくやるなら集合研修が良いのではないか...”
という漠然とした不安が残るのも事実のようです。
当社も新型コロナウィルス感染拡大に伴い、昨年3月からオンライン研修を実施してきましたが、
「オンラインの方が学習効果は高い」
というのが私たちの結論です。
感染収束の目処が立たない今、オンライン、デジタルを効果的に活用した、
これからの人材育成について考えていきます。
■オンライン研修で実現できる3つの効果
①"学びの深化"と”学びの定着”
講師が受講者の表情を見て、深くサポートできるのが、オンラインの特徴です。
対面だと、講師からの距離に差が出ることや、受講者同士が自由に会話できてしまうなど、受講環境に差が出てしまう問題があります。
また、反復して学びを習慣化しやすいのもオンラインの特徴です。
学びが実践されないのは、現場で使ったり、試したりする機会を作ることができていないからです。
通常1日の研修を、時間は短くても2回、3回に分けて、何度も繰り返しPDCAを意識した研修設計が効果的です。
②リアルでは表出しない、価値ある気づき
全員のアウトプットを見ることができるのがオンラインの特徴です。
チャット機能を活用して、アウトプットを全体に共有することで、リアルでは見えない気づきが可視化できます。
ダイバーシティ、多様性が認められる時代に合った研修の在り方ではないでしょうか。
③移動コスト、調整コストの削減
交通費や宿泊費も安くないのが、従来の研修。
また、移動が伴う研修は、受講者の日程調整にもコストがかかっています。
働き方改革、生産性の向上に繋がる分かりやすい手段としても注目されています。
■リアルで行う集合研修が、良いと感じるのはなぜか?
リアルで行う研修の良さは、受講者同士の関係構築にあります。
休憩時間の雑談や、研修後に懇親会を開いて、お互いの結束を深めることができ、横の繋がりをより強くする期待ができます。
オンラインでは、一人ひとりのアイスブレイクの時間をしっかりとることや、パーソナルな部分を知る工夫が必要でしょう。
■デジタルを活用した人材育成の今後の展望
"DX"が広く浸透し始める中で、研修にもデジタルを取り入れて効果を高めていく取組が注目されています。
通常の研修で感じる違和感や、ストレスをデジタルを取り入れて乗り越えることで、学びだけでなく、
タレントマネジメントやピープルマネジメントに繋げていくことも可能になるでしょう。
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「点」で終わる学習ではなく、学びを実践に移し、「試してみる」「使ってみる」を通して、
「面」でご支援することで、研修の効果を習慣化するご提案をさせていただいております。
コロナ下における最良の育成機会の創出と実行をぜひご一緒させてください。
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